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まだまだ 残暑お見舞い

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Sebatu, BALI  2010

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大水青

夕方、帰り道で久しぶりにオオミズアオ蛾と出会った。
子どもの頃、夏の夜に網戸に止まっている優雅な姿をよく見かけたものだ。

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SIGMA DP2

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残暑お見舞い申し上げます

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Ababi, BALI  2010

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芭璃旅後記 -8- 森の聖者

去年の夏、森のおばあさんを訪ねた時は、ベッドに寝たままで起きることもできずにいた。そして年の終わりに「お亡くなりになった」ということをバリからの便りで知り、「もうあの村でお会いすることができないのか…」と、とても悲しい気持ちでいた。2001年の夏に初めてお会いした時、石像を配した祠を造っていた。カメラに向かって謡い踊っている姿は僕の写真集にも入っている(P.70)。

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2001夏

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2010

この祠は毎年行く度に規模が大きくなり、石像や様々な飾りが増えていった。そしておばあさんが動けなくなって以来、すっかり植物に覆われてしまった。誰が祭ったのか石が一つ立ち、その前にはチャナンが捧げられていた。
村の宿に着いて一休みした後、家を訪ねることにした。森の小道を通り、目印の大木を過ぎると藁葺きの家が見えてくる。屋根を支える竹材が見え穴がいくつもあいている。傾いた入り口の扉も取り払われ、そのため外光が入る室内は以前より明るい。

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いつもはノックする戸がないので、そっと中を覗く。と…
いた! メ・タンジュンばあさんがいた!
ベッドに斜めに寄り掛かって僕を見て笑っている。そしていつものようにバリ語で喋りまくり始めた。
おばあさんが生きていた!このビッグニュースを早速村に住むMichiyoさんに報告し、翌日バリ語が解る旦那さんと御家族みんなで再訪することにした。
その様子はこちらで→http://tirtagangg.exblog.jp/13654233/

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おばあさんは、やがて来る御自分の葬儀のために人形の葬列を作り、ベッドの上に飾っていた。その中から空き缶を切って作った花を下さった。この先、いつの日か、彼女がこの世を旅立つ時がきたら、僕はこの花飾りを持って列に加わることになるのだろう。

彼女は言う。「お金も物も、何一つあちらに持ってゆくことはできないんだよ。持っていけるのはこの世に生きていた時の行いだけなんだよ。」


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芭璃旅後記 -7- マンディ

午後、陽が傾く頃、川や谷のマンディ(沐浴)場が賑わい始める。一日の汗を流し、ついでに洗濯も済ませる。男湯・女湯と同じように別れていて、川の場合は川上に男が、川下に女が浸かるようである。時々、田圃の脇を流れる水路にお婆さんが入っていて驚くことがあるが、彼女が若かった頃は本当に澄んだ水だったに違いない。

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アバビ村の宿から羊歯のトンネルを下って行ったところに小さなマンディ場がある。少年が出た後僕が入った。入口にある平らな乾いた石の上に着ていた物やサンダルを脱ぎ、中の石に座って冷たい湧水に打たれる。清々しい気分である。と、後ろに人の気配(勿論ドアはない)。振り返ると外人さんの男女四人が下の観光地ティルタ・ガンガから上がってきたところ。お尻を見られたついでに"Why don't you try?"と声をかけたら、"Well,No thank you"と言われてしまった。気持ちがいいのにねえ。

Emiちゃんの家にはシャワーがあるけれど、お友達が「マンディ行こう!」と誘いに来てニコニコと出かけて行った。一人で家のシャワーを浴びるより、友だちみんなで屋外のマンディ場でワイワイお喋りする方が好きらしい。

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SIGMA DP2

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芭璃旅後記 -Intermission-

最近ウブドで有名なレストランSari Organik。田圃の見える席は満席なので庭の東屋へ上がると、こちらも先客あり。涼しい風に吹かれて野菜いっぱいのランチを注文。わんこもお客のサンダルを枕に昼寝中。

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●ここでしばらく休憩です。一週間後に続きをアップします。
こちらもちょっと更新しました http://balian.p1.bindsite.jp/index.html

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芭璃旅後記 -6- 物売る人々

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薬屋

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日用品屋

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植木屋

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祭礼具屋

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穀物屋

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金魚屋

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玩具屋

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チャプル屋

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椰子の運び屋

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芭璃旅後記 -5- 丸石の村

バリ島の村々を巡っていて気がつくことは、ある村は木彫り、またある村は石像、銀細工、塩、といったぐあいに、一つの物を集中して加工・製造していることだ。
アメッド村からアンラプラまで東の半島を海沿いにバイクで走った。今は舗装されたワインディング・ロードは、かって石ころ道を下ばかり見て走っていたのとは違い、美しい海と村々の生活を見ながら軽快に走ることができる。
ある村にさしかかると、道端に丸石が目立つようになってきた。途中海に向かう道に入ると丸石の集積場に辿り着いた。大きさと丸加減で仕分けして袋詰めし、車で出荷している。おばさんに1,000ルピー(10円)手渡すとニコッと笑って顎で「好きなの選びな」という仕草。手ごろな大きさの石を三つ選び、2010 Bali Collectionとする。

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葬儀の残骸がうち捨てられた浜辺

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ウブドで見かけた豪邸。丸石はこういう風に使われるのだ。

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芭璃旅後記 -4- 緑のフラクタル

この時期、バリは乾期であるにもかかわらず雨がよく降った。雨上がりの緑は鮮やかで活き活きしている。

掃除をしているおじさんの持っているのがバリの一般的な箒で、椰子の葉の芯を集め、紐で束ねただけの物。これが優れもので、手先で広げれば広い範囲を掃き、すぼめれば狭いところで使える。使っている内にやがてそれ自体が自然に還ってゆく。

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↑この上の二枚はバリ上空からの写真(Google map)
 下が今回泊まったAbabi村付近で、黒い方形がティルタ・ガンガ。右(東)に棚田が広がっている





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芭璃旅後記 -3- 森の落とし物

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朝早く森を歩いていて木の実を拾った。
厚い外皮をめくるとさらにもう一枚。それを開くと、びっしり詰まった種子が現れた。
無駄の無い美しい自然の造形である。本来は木の上で開き、風に乗って舞い広がっていくのだろう。
数枚を手元に残し、丘の下から吹きつける風に放り上げると、旋回して散っていった。
僕が心筋梗塞で入院した時、遥々バリから届いたお見舞いの品がこの種子だった。

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芭璃旅後記 -2- 精霊の眼

今回の旅先で読んでいた本は、出版されたばかりの「多主語的なアジア 杉浦康平……デザインの言葉」。

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この本の中にはバリ島に関する記述が多々ありますが、特に興味を持ったのが「カラン・ビントゥル」という一つ眼の精霊についてでした。バリ島の建造物の地面に近いところにあって、人々を、そして世界のふるまいをじっと見つめている…というのです。早速気をつけて探してみたのですが、最近の建造物は細工が少なくなり、単に面取しただけでおしまい、といった物までよく見かけます。村々をバイクで走りながら古い寺院があると降りて注意深く探してみました。やっと見つけたのが水の寺院で有名なティルタ・エンプルの奥にある建造物の壁面でした。

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そして帰り際に、割れ門の前に立つ二体のラクササという魔除け像の背面でも睨んでいました。

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この寺院には他にも素晴らしい彫り物があり、植物の螺旋のうねりはバリ島の力強い生命力を現しているようです。

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SIGMA DP2/EPSON R-D1s

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